「チームをどのようにつくっていけば良いのか?」について、全12回講習の構成でお届けする「トータルチームマネジメント・プログラム」。しかし、時間的な余裕がない、もう少し簡略したものでまず全体を捉えたい、といったご要望にお応えするのが「エッセンシャル版」です。
選手とうまくコミュニケーションが取れない。選手の個性や価値観を見分けられず、誰にも同じように教えてしまう。自分の体験ややり方をつい押し付けてしまいがち。自発性や自律性の機会を奪って教えすぎているように思う・・・振り返ると、指導方法にまとまりがなく、体系的に考えるスキルにさえ欠けているように思われる・・・。
これまで経験をもとに、見様見まねで何となく行ってきたことを一度検証すべき「時期」が来ています。
そこで指導者(監督/コーチ)が取り組むべきことを、「チームマネジメント=チーム創り」「コーチングスタイルの確立=指導者のための実践コーチング論」「選手育成のためのチームシステム=ヒューマンリソースマネジメント」の3つの観点から整理していきます。とは言っても、整理をするのは参加者自身です。「討論」形式で参加者全員が互いに自分の考えを述べ合い、意見を交換する形式を用い、講師である大西氏はファシリテーターとして全体を導いていきます。
今回のエッセンシャル版はこの内、現場から特に要望の多い、「ウエイ・マネジメント(我がチームの信条)」と「GROWモデルによるコーチングの実践」を2日間連続の夜間講習会で取り上げます。
共同開催:阪南大学・松原スポーツクラブ設立準備委員会