最終更新日
Wed, Aug 25, 2010

日本バレーボール学会設立15周年記念事業

監修 日本バレーボール学会

子どもたちがつまずきやすく、難しいと感じるポイントを踏まえ、バレーボールに必要な「見る」「判断する」「反応する」「コントロールする」を遊びの中で無理なく習得していけるよう、全58種類のドリルやゲームに集約して全2巻に構成しました。

制作指導には日本バレーボール学会キッズバレーボール研究ワーキンググループがあたり、長年の研究成果と試験的に実施してきた内容をもとに、指導現場に役立つ内容を精選。
特に初級者、中級者の指導にあたられる指導者にとって、バレーボールの基礎づくりに最適なドリルと言え、さまざまな形で神経系を刺激するだけでなく、子どもたちの興味関心を引き出す仕掛けがちりばめられています。

監修にあたって

遊びを通してバレーボールに発現する動作を習得する。
子どもたちにとってより親しみやすいバレーボールを目指して。

 1995年に産声をあげた本学会が設立15周年を迎えるにあたり、記念事業の1つとして「より親しみやすいバレーボール」をテーマに「Enjoy Volleyball〜遊びで動きづくり」の制作を目指すことになりました。

 発達段階を考慮した子どもたちへの指導法を検討する中、キッズバレーボール研究ワーキンググループが発足し専門的な研究が加速、3年を経てその成果が本DVDに実りました。

 子どもたちの興味関心を最大限に尊重しながら「見る」「判断する」「反応する」「コントロールする」といったバレーボールに発現する動作を、遊びを通して習得できるように工夫されています。ぜひ多くの指導者・関係者のみなさまにご活用いただき、バレーボールが子どもたちにとって更に親しみやすいスポーツになることを願ってやみません。

日本バレーボール学会
会長 遠藤俊郎
*サンプル映像は下記のショッピングサイト「スポーツデリバリー」に掲載しています。

販売定価 各巻4,998円(税込)
仕様:DVD-video、盤面2色印刷、トールケース入り、ジャケット4色印刷

日本バレーボール学会設立15周年記念事業

お申し込みは専用ショッピングサイト「スポーツデリバリー」でどうぞ。

Enjoy Volleyball 監修指導体制 / 監修 日本バレーボール学会

監修統括:
遠藤俊郎(日本バレーボール学会会長)
柏森康雄(日本バレーボール学会副会長)
河合 学(日本バレーボール学会理事長)

制作指導委員:
川田公仁(つくば国際大学)
黒明慎太郎(丸亀南トライキッズ)
佐藤重芳(小田原高校)
田中博史(大東文化大学)
中村浩幸(ペガサス明石)
布村忠弘(富山大学)
宮内一三(大阪大谷大学)

協力:
後藤浩史(愛知産業大学)
小林宣彦(六郷工科高校)
篠村朋樹(木更津工業高等専門学校)
高橋 博(志筑スカイ)
中瀬巳紀生(香川高等専門学校)
都澤凡夫(筑波大学)
山名豊美(つくば国際大学)
吉田清司(専修大学)

撮影協力:
つくば国際大学
並木ジュニア

VOL.1

本編 34:59

■遊びで動きづくり(1)
 ハンドタップ
 フット・ハンドタップ
 レグステップ
 手回し
 持ち替えV字
 まりつき・お手玉
 腕立て・ワンハンド
 腕立て・左右ワンハンド
 スパイク・バウンド
 ジャンプリフト・キャッチ
 ジャンプリフト・パンケーキ
 トンネルスローアップ・キャッチ
 スローアップ・キャッチ
 リンボー・オーバーキャッチ
 リンボー・オーバー
 クイックモーション・ドリル
  ヘディング・キャッチ
  開脚長座・バウンド・キャッチ
  オーバーヘッドスロー・ワンバウンド・キャッチ
  ジャンププッシュ・キャッチ
  バウンド・パス・キャッチ
  バウンド・パス・プッシュ
 ボール・リレー
  ワンハンド・オーバー
  スキップ・アンダー
  あひる・アンダー
  ネット・スパイクバウンド
  ツーバウンド・リターンアンダー

 計算ダッシュ
 ルック&スロー
 迎撃・アンダースロー
■技術習得の「コツ」&「つまずき」改善
 ピンポンオーバー親小ドン
 ホールインワン
 ラケットバレー
 ワンステップヒット
 ロープスイング
 カラーコールスパイク

VOL.2

本編 32:19

■遊びで動きづくり(2)
 ヘッド・サンドイッチ
 トンネル・ゴロキャッチ
 トンネル・ワンバウンドキャッチ
 スローアップ・キャッチボール
 スローアップ・アンダー
 ジャンプバウンド・反転アンダー
 ブロック・チョイスレシーブ
 スローアップ・じゃんけん
 バウンド・じゃんけん
 サインプレー
 高速アンダー
 高速オーバー
 高速ジャンプオーバー
 壁向き・キャッチ
 壁向き・レシーブ
 壁向き・反転レシーブ
 壁ツー・レシーブ
 壁 1・2・3
 ネット 1・2・プッシュ
 ネット 1・2・3
 周辺視・サインパス
 三角形 1・2・3
■ゲームで遊んで技術向上
 コロコロ・ゲーム
 バウンドバレー・ゲーム
 リング・ゲーム
 ブロック反応・ゲーム
 ダイレクト・ゲーム

 

制作指導にあたって

神経系を刺激し、バレーボールの基礎づくりにつながるような「遊び」の開発。
バレーボール競技への導入がスムーズに進むことを実感した。

 日頃、子どもたちへの指導に取り組む方々にとって、バレーボールに必要な動きをいかに無理なく身につけさせるかは大きな課題となっています。

 私たちはこれまでの指導法を整理するとともに、具体的にどんな動きのポイントがあり、つまずきやすい点があるかを徹底的に精査、検討しました。その上で、子どもたちの興味関心を引き出しながら神経系を刺激し、バレーボールの基礎づくりにつながるような「遊び」の開発を研究テーマとしました。

 数多くのアイデアが出され、その実践が繰り返される中、子どもたちの表情や反応が変わるとともに、動きが改善され、バレーボール競技への導入がスムーズに進むことを実感しました。

 このたび3年間の研究成果を、映像化というより分かりやすい形でご覧いただけるようになりました。全58種類のドリルとゲームにはさまざまなヒントがつまっています。この機会に多くの指導者・関係者のみなさまにご参考にしていただければ、微力ながら次代を担うバレーボーラーの輩出にも貢献できるものと確信しております。

日本バレーボール学会
キッズバレーボール研究WG
委員長 川田公仁
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