全日本学生バスケットボール選手権では優勝11回、準優勝5回、3位1回。学生選抜大会でも優勝11回、準優勝1回、3位1回。なぜこれほど長期にわたって安定したチームを作り上げることができたのか。その根底にあるのが木村功のバスケットボールという競技に対する深い理解と信念です。
ステップやピボットに注目する指導者はこれまでにも多数いましたが、フリーフットの向きや動かし方に焦点が当てられがちでした。しかし鍵を握るのは「軸足」であると木村功は断言します。なぜか?
また練習がアバウトすぎると指摘します。練習段階として許して良いことと、絶対に譲ってはならないポイントはどこにあるのか。巧みなコミュニケーション能力を発揮しながら展開される指導実践を目の当たりにします。