今回の講師は米国NCAAでバスケットボール選手として活躍され、大学では心理学を学ばれた、コーチングの新進理論家、東頭俊典氏です。東頭氏自身が目にしたJBLや米国強豪大学のコーチの指導法を具体例に用いながら、コーチ学や心理学の理論とともに、トップコーチの実践的なコーチング・スキルを紹介できる数少ない講師のひとりです。理論が実際にどのようにコーチングに活かされているのか、誰もが知りたいと思うコーチング現場の裏話を伺います。
東頭俊典氏からのコメント:
国内外で「トップコーチ」と言われる方々はどこにその違いがあるんでしょうか? 「バスケットボールのコーチングに一番重要なのは知識」と思われていませんか? コーチにとって重要なのはバスケットボールの知識・経験はもちろんですが、「目標・計画を立てる力=Planning」、「導く力=Leading」、「教える力=Teaching」の3つの力と言えます。心理学の原理から国内外のトップコーチのコーチングを紐解き、みなさんの指導にすぐにも役立つ情報を提供したいと考えています。「何度言ってもリバウンドが取れるようにならない」、「想像力や独創性があり、自分で考えられるプレイヤーが見つからない」、「選手の理解力が低すぎる」、そんな誰しもぶつかる「コーチングの壁」を乗り越えるきっかけにしていただきたいと思います。