社団法人山形県スポーツ21世紀協会理事長(モンテディオ山形)としてJリーグチームの難しい舵取りをなさってきた海保宣生氏を迎えて、プロ・スポーツチームの経営、またマネジメントについて具体的な数字を交えてその実際を伺います。
海保氏は東京オリンピックでバスケットボール選手として活躍後、立教大学バスケットボール部監督、住友金属バスケットボール部監督を歴任されました。住友金属工業(株)で建設エンジニアリング事業本部副本部長などを務めた後、96年から00年までは鹿島アントラーズFCで常務を務めました。その経営センスは当時、サッカー界で注目を浴びました。01年からはバスケット女子日本リーグ機構専務理事、03年同顧問を経て、再び乞われて山形県に単身赴任、サッカーチームの運営につかれました。その経営能力とバイタリティはサッカー界、バスケットボール界でつとに有名です。
具体的にどのようにチーム運営を考え、指揮を執るのか。またJリーグチームの予算と順位の相関関係など興味深い題材にも触れながら、外部からは窺い知ることのできない経営実態をお話しいただきます。