「選手の心をつかむ」第3回目は、国際コーチ連盟プロフェッショナルコーチ資格を取得され、現在はキャリパーコーチングカレッジ株式会社代表取締役として企業や地方自治体などのコーチング研修、講演などにお忙しい清水隆一氏を講師にお招きします。
「『コーチング』では基本的に、相手が答えを持っているという大前提の上で、質問や受け答えを通して、相手に”気づき”を与え、自ら行動させることが目的です。まさしく、私が社会人野球の監督として行っていたことに通じるのです。」
清水隆一氏は早稲田実業学校硬式野球部を経て、早稲田大学野球部、そして社会人野球の名門熊谷組へ。まさに野球の王道を歩まれ、自身、都市対抗野球大会8年連続出場を果たすだけでなく、監督としても都市対抗野球大会で熊谷組を準優勝に導きました。
その後、野球に関する書籍の出版をきっかけにビジネスコーチングの世界に飛躍することになりました。今回、スポーツとビジネス双方の「指導」に通じる希有な人材として、選手の自発的な行動を引き出していくコミュニケーションスキルについて、豊富な実践例に基づいたお話しを伺い、「わかっている」ことを「できる」に変える機会としたいと思います。