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「NBAプレイヤーの素顔」
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2)きっかけ
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筆者の親友マイケル・ブラッドリー(Michael Bradley, #5, Philadelphia 76ers)は、ボストン郊外に生まれ、4歳の時初めてバスケットボールを持った。NBAプレイヤーだって初めは無からのスタート。単純だ。ラリー・バードに憧れ、見よう見まねで始めた。学校への登下校中はいつもドリブルして歩き、学校から帰ると毎日YMCAでバスケをした。YMCAが終わると、日が暮れるまで家の裏庭でシューティングを欠かさなかった。時々、バスケのコーチをしていた父親にあれこれ質問しては体得していった。初めてのダンクは中学生の時。今でもそのときの達成感を覚えていて、ダンクするたびに初めて味わった爽快な気分を思い出すと言う。幼少期からのこうした積み重ねが、学生時代の驚異的な実績につながることとなる。
誰から言われたのでもなく、自分が心底やりたいと思うことが重要だ。「興味を持つ。」「夢中になる。」これが探究心をくすぐり、継続という不断の力を生み出す。持続力の累積はやがて運動レベルを次の次元へと引き上げる。そして「興味」「好奇心」という心理状態に、「野心」という精神力が起爆剤となって、他を追随させない領域、自分のみが切り開ける世界へと突入していく。
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めったに経験できないNBAプレイヤーによる日本でのバスケットボール教室。たった1日のイベントだが、心に火を灯す出会いは一生の思い出になることだろう。
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日本で、中学生・高校生にバスケットボールを指導するMichael Bradleyと筆者。
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